ビットコインの半減期って何?これまで4回、価格の動きは

ビットコインの半減期って何?これまで3回、価格の動きは 暗号資産(仮想通貨)
お困りさん
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暗号資産(仮想通貨)、ビットコインの「半減期」っていうのがあるって聞いたけど。
価格に関係あるのかな?

この記事では
暗号資産(仮想通貨)、ここではビットコインの「半減期」や「マイニング」について書きました。
過去4回行われてきた「半減期」の時の価格についても見てみましょう。

ビットコインを学び始めると「半減期」とか「マイニング」という言葉がでてくるけど、この記事を読めば「そういうことか!」と思えるはず。

「半減期」という特徴のあるタイミングについても知っていて損はないよ。
価格の流れを見ると次回の半減期に備えたくなる!

ビットコインを金(ゴールド)と照らし合わせてスッキリ。
「半減期」前後は大きく価格変動が起きてきたので、ビットコインに投資するチャンスと言われています。次の半減期に備え、暗号資産(仮想通貨)取引所を開設して準備できますよ!

暗号資産(仮想通貨) ビットコインの半減期とは

年表の中に「半減期」という記述をします。
「半減期」の説明のために「マイニング」という言葉の理解も必要です。
最初にこの言葉を説明しておきます!

金(ゴールド)との類似性から理解

また暗号資産(仮想通貨)、ビットコインの説明をするときに使われる言葉がしっくりこない時があると思うのですが、金(ゴールド)と照らし合わせるとスムーズに理解できると思います。

金(ゴールド)は価値がある貴重な金属で通貨として使われていました。

鉱山などで採掘することで手に入れますが金(ゴールド)は限りがありますので採掘し尽くすと枯渇し掘り出せなくなります。

希少性が高いことは価値を上げますね。

ビットコインの発行総量は決まっているの?

ビットコインは発行総量の上限が2,100万BTCと決まっています。
埋蔵量に限りがある金(ゴールド)と類似しているところです。

2023年2月時点で約1,900万枚以上が発行されており、残りのビットコインは200万枚を切っている状態です。

4回目の半減期は2024年4月20日に行われました。

ビットコインの発行枚数が上限に達するのはいつ?

ビットコインの発行枚数が上限に達する予定日は、2140年前後とされています。

ただし、2033年頃に99%が発行される予定とされています。

マイニングってなに?

金(ゴールド)を鉱山などから採掘することで手にいれ、採掘者から世に出回ることになりますよね。

その仕組みがビットコインにも用意されています。

「マイニング(mining)」とは採掘という意味です。

鉱山に入って、金(ゴールド)を掘り出す作業に変わるものとして何が行われているかというと次のような内容です。

ビットコインの場合、取引内容はブロックチェーンに記録されます。このブロックは約10分に1つ追加生成されます。
この時に行われる承認作業を「マイニング」と言い、レース形式で一人の勝者に報酬が与えられる仕組みです。
ビットコインはマイニングの報酬を支払うときにのみ、新しいコインを発行します。

過去の全ての取引が記録されたブロックチェーンの最後尾に新しいブロックをカシャンとくっつけるために、鍵のような役割をする文字列を見つけるレースです。
何億回、何兆回も毎回異なるある条件の英数字をかたっぱしからしらみつぶしに当てはめる作業をします。

報酬は一番になった人だけに6.25BTC(ビットコイン)が与えられます。(2020年5月からの金額)
もし1BTC=400万円だとすれば2,500万円ですね。
これが10分ごとに行われています。

えっ こんなに支払われているの?とびっくりします。

当然レートが関係します。初期(1回目の半減期2012/11/28からの約4年間は25BTCが報酬でした。
当時は1,000円くらいでしたので x25BTC=25,000円くらいです。
この4年間だと一番高騰した時で12万円を突破しましたので、計算上だと12万円x25BTC=300万円くらい。
幅がありますね。常に報酬金額も変わるのです。)

ただし、この採掘のコストが高いことも金(ゴールド)に似ているところです。
ビットコインの場合、計算能力の高いコンピューターをフル稼働するため、機材とともに多くの電力を必要とします。

とはいえ、マイニングに使うエネルギーは金(ゴールド)よりもはるかに少なく、金(ゴールド)の採掘によって引き起こされる重金属の汚染などの心配もありません。

コストはかかりますが報酬も高額なので取り組む人も多いのです。上場企業も多く存在します。

半減期って何?

半減期というのは、ビットコインの新規発行枚数を通常の半分に減らすタイミングです。

マイニングという承認作業によって管理者がいない中、ビットコインの運営は改ざんのない透明な取引が行われることは書きました。

そしてマイニングによって高額な報酬がもたらされる仕組みについても書きました。

この暗号資産(仮想通貨)の新規発行報酬が半分になるタイミングのことをいいます。
(ビットコインの価格自体が半分になると言ったことではないですよ。)

報酬を得ようとしている人たちから見ると、
ビットコインの取引を承認する作業で1番になればたくさんビットコインをもらえるわけです。
それが半減期のタイミングを迎えると、もらえるビットコインが半分になってしまうのです。

半減期ってどうしてあるの?

先ほど、マイニング報酬の支払いに新しいコインが発行されると書きました。
そしてビットコインの発行枚数に上限があるということにも触れました。

ということは、マイニングのために新しいコインを発行し続けるとすぐに上限に達してしまいます。
市場に出回るコインの総量を意図的に抑えるため、ビットコインの設計に最初から組み込まれた仕組みなんです。

また、コインの流通量については別の側面もあります。


例えば、日本の法定通貨(円)では、通貨の総流通量が増えすぎてしまうと通貨の価値が下がります。

物価が上昇してインフレを起こしてしまいます。
(インフレが起きると100円で買えたリンゴは150円出さないと手に入りません。)

日本の法定通貨については流通量を中央銀行が制限しています。


暗号資産(仮想通貨)ビットコインの場合は管理者がいません。

そのため、ビットコインの創始者は流通量の増加に合わせてコインの発行量が減っていくように最初からプログラムしておき、価値が下がらないようにしています。

暗号資産(仮想通貨)でも一律ではありません。
「イーサリアム」というコインだと発行上限は定められていません。
ネットワークの利用状況などに応じて、仮想通貨を利用できない状態にする「バーン」という過程を取り入れています。
発行上限はないものの供給量を制限する工夫が取り入れられています。

ビットコイン半減期の注目傾向

ビットコインの半減期については、これまで2012年、2016年、2020年と行われてきました。
現象としてはその前後の数ヶ月〜1年程度に価格が大きく変動する傾向が見られます。

過去の半減期を経験した人たちは次回にも期待を寄せています。

価格上昇の理由は1つではありませんが、要素の一つとして捉えられそうです。

次回の半減期はいつ?

4回目の半減期である2024年の4月20日に行われた[ブロック採掘報酬:6.25BTCから3.125BTCに減少)]後、5回目の半減期は4年後の2028年前後となります。
[ブロック採掘報酬:3.125BTCから1.5625BTC)]

ビットコインを始めるなら暗号資産(仮想通貨)取引所に口座を開設して準備しておきましょう。

 

暗号資産(仮想通貨)の利用にはリスクが伴うこともあります。
金融庁が作成した注意喚起のpdfを引用しますので参考にしてください。

暗号資産を利用する際の注意点
○ 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。 インターネット上でやり取りされる電子データです。
○ 暗号資産は、価格が変動することがあります。 暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。
利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホームページで確認してください。

(※) 暗号資産と法定通貨の交換や、暗号資産同士の交換を行うサービスを提供する事業者、暗号資産の管理を行う事業者など
○ 暗号資産交換業者(※)は金融庁・財務局への登録が必要です。
○ 暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているか(※)を含め、取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について、利用しようとする事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。
(※) 金融庁・財務局が行った行政処分については、こちらをご覧ください。
○ 暗号資産交換業者の提供するウォレットで暗号資産を管理する際に、パスワードを設定する場合には、IDと同じものや利用者の名前、電話番号、生年月日等の推測が容易なものを避けるほか、他のウェブサイトと同じID・パス ワードの組合せを使用しないなどの対策を講じる必要があります。管理する暗号資産が盗まれるおそれがあります。
○ 暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。出会い系サイト・マッチングアプリ等をきっかけとした暗号資産の詐欺や悪質商法にご注意ください。

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